JIA建築家大会2013北海道
シンポジウム
村上 敦
JIA National Convention 2013 Hokkaido
symposium
Murakami Atsushi
2013.09.06 / 15:45〜17:30
札幌市教育文化会館 大ホール
家族の行方と関わりあう地域
〜豊かな暮らし〜
エネルギー自立とエネルギーシフトの意義を考え、環境に配慮した都市、住宅、交通計画など、持続可能なまちづくりを、研究してきたドイツの事例を含めて紹介します。
パネリスト/関野吉晴、村上敦(環境ジャーナリスト 環境コンサルタント)
モデレーター:堀尾浩(JIA登録建築家)
北海道は、明治の開拓から考えるとわずか百六十年の間に、積雪寒冷の地にふさわしい新しい技術を次々と導入しながら、産業を興し、街を造り、人を育て、日々の暮らしを獲得してきました。そこには、たゆまぬ試行錯誤の繰り返しがあり、それによってこそ、多くのことを獲得できました。そのため北海道の人は、新しいことへの挑戦に大変意欲的であります。
この北海道に深く根付いている新しいものへの挑戦意欲を「拓く」というテーマとして掲げ、それぞれの地域の歴史、風土等に根ざした美しい国土とは何か、どのようにしたらそれを実現できるのか、本当の豊かさ、幸せを感じるためにはどうしたらよいか、この大会で皆様と共に考えたいと思います。
当シンポジウムでは、基調講演に続き、最初に村上敦さんより、エネルギー自立とエネルギーシフトの意義について、環境に配慮した都市、住宅、交通計画など、持続可能なまちづくりを、研究をされていらっしゃいましたドイツの事例を含めてお話しをいただきます。
次に、基調講演でお話いただきました「生き方」をヒントに、パネリスト自身の主張する視点から、現代の日本社会に潜む問題点を指摘していただき、社会全体が拓いてゆくためにはどういった考え方が有効と考えられるかを議論します。
その上で、建築家はどういった役割を果たすべきなのか、社会は建築家に何を期待しているのか、という「建築家」に関わる議論を重ね、拓く社会を目指すために、専門家ではない市民には何ができるのか、市民と専門家、市民と市民、専門家同士はどう拓いて行けば良いのか、という命題に向けて考えます。
プロフィール
〈村上 敦〉 MURAKAMI ATSUSHI
ドイツ在住の環境ジャーナリスト。環境コンサルタント。
日本で土木工学部、ゼネコン勤務を経て、環境問題を意識し、ドイツ・フライブルクへ留学。
フライブルク地方市役所・建設局に勤務の後、2002年から独立し、ドイツの環境政策、都市計画、エネルギー政策を日本に紹介する。
多様なメディアへの寄稿と企画協力、環境関連の調査、自治体/企業への環境コンサルティング、講演活動を続ける。
南ドイツの自治体や環境関連の専門家、研究所、NPOなどとのネットワークも厚い。
〈堀尾浩〉HORIO HIROSHI
建築家、JIA登録建築家
1965年 北海道・白老町生まれ
1990年 日本大学大学院理工学研究科 建築学専攻修士課程修了
1990年(株)日建設計入社
1992年(株)アトリエブンク入社
2007年 堀尾浩建築設計事務所 開設
受賞暦
1998 幕別町保健福祉センター:日本建築学会作品選奨 2009 空方の家:日本建築家協会北海道支部住宅部会 新人賞 2012 美幌の家:第12回JIA環境建築賞
大学以降、大手設計事務所勤務を含め、約8年を東京で過ごし。その後、札幌を拠点に建築設計にたずさわり6年前に事務所を開設し現在に至る。
主に住宅や商業・公共施設などを手掛け、常に、その場所の自然と呼応した建築づくりを意識している。
札幌市教育文化会館 大ホール
家族の行方と関わりあう地域
〜豊かな暮らし〜
エネルギー自立とエネルギーシフトの意義を考え、環境に配慮した都市、住宅、交通計画など、持続可能なまちづくりを、研究してきたドイツの事例を含めて紹介します。
パネリスト/関野吉晴、村上敦(環境ジャーナリスト 環境コンサルタント)
モデレーター:堀尾浩(JIA登録建築家)
北海道は、明治の開拓から考えるとわずか百六十年の間に、積雪寒冷の地にふさわしい新しい技術を次々と導入しながら、産業を興し、街を造り、人を育て、日々の暮らしを獲得してきました。そこには、たゆまぬ試行錯誤の繰り返しがあり、それによってこそ、多くのことを獲得できました。そのため北海道の人は、新しいことへの挑戦に大変意欲的であります。
この北海道に深く根付いている新しいものへの挑戦意欲を「拓く」というテーマとして掲げ、それぞれの地域の歴史、風土等に根ざした美しい国土とは何か、どのようにしたらそれを実現できるのか、本当の豊かさ、幸せを感じるためにはどうしたらよいか、この大会で皆様と共に考えたいと思います。
当シンポジウムでは、基調講演に続き、最初に村上敦さんより、エネルギー自立とエネルギーシフトの意義について、環境に配慮した都市、住宅、交通計画など、持続可能なまちづくりを、研究をされていらっしゃいましたドイツの事例を含めてお話しをいただきます。
次に、基調講演でお話いただきました「生き方」をヒントに、パネリスト自身の主張する視点から、現代の日本社会に潜む問題点を指摘していただき、社会全体が拓いてゆくためにはどういった考え方が有効と考えられるかを議論します。
その上で、建築家はどういった役割を果たすべきなのか、社会は建築家に何を期待しているのか、という「建築家」に関わる議論を重ね、拓く社会を目指すために、専門家ではない市民には何ができるのか、市民と専門家、市民と市民、専門家同士はどう拓いて行けば良いのか、という命題に向けて考えます。
プロフィール
〈村上 敦〉 MURAKAMI ATSUSHI
ドイツ在住の環境ジャーナリスト。環境コンサルタント。
日本で土木工学部、ゼネコン勤務を経て、環境問題を意識し、ドイツ・フライブルクへ留学。
フライブルク地方市役所・建設局に勤務の後、2002年から独立し、ドイツの環境政策、都市計画、エネルギー政策を日本に紹介する。
多様なメディアへの寄稿と企画協力、環境関連の調査、自治体/企業への環境コンサルティング、講演活動を続ける。
南ドイツの自治体や環境関連の専門家、研究所、NPOなどとのネットワークも厚い。
〈堀尾浩〉HORIO HIROSHI
建築家、JIA登録建築家
1965年 北海道・白老町生まれ
1990年 日本大学大学院理工学研究科 建築学専攻修士課程修了
1990年(株)日建設計入社
1992年(株)アトリエブンク入社
2007年 堀尾浩建築設計事務所 開設
受賞暦
1998 幕別町保健福祉センター:日本建築学会作品選奨 2009 空方の家:日本建築家協会北海道支部住宅部会 新人賞 2012 美幌の家:第12回JIA環境建築賞
大学以降、大手設計事務所勤務を含め、約8年を東京で過ごし。その後、札幌を拠点に建築設計にたずさわり6年前に事務所を開設し現在に至る。
主に住宅や商業・公共施設などを手掛け、常に、その場所の自然と呼応した建築づくりを意識している。